コラム

【福山市不動産コラム②】どんなに営業スキルが高くても適性条件でないと決まりません

賃貸物件オーナーとして、顧客が新居を考えるときの動線をイメージしてみてはいかがでしょうか?

まずは「何らかの理由で引っ越しが必要だ」と思う。

そして「いきなり不動産屋にいく」のは20年前。

私は20年前に結婚した時、そうやって新居を探した記憶があります。

今は「まずはスマホで検索する」がほぼ100%で、たいていの人は「福山市 賃貸」とかで検索する。

そうするとSUUMO(リクルート運営)とかHOME’S(ライフル運営)といった大資本のポータルサイトが出てきてそこに入る。

そこで希望条件をチェック入れてある程度の物件を絞り込んで目星をつける。

スマホなので掲載している不動産会社に直接電話も出来ればメール問い合わせもできる。

いくつか入力項目はあるが、1分もかからずにできる。

もしくは掲載している不動産会社のHPに入ってどんな会社かチェックする。

飛び込みもあるが、上記のように何らかの検索をして目星をつけて来店される。

つまり何が言いたいかというと

①ネットに掲載されていない物件は無いと同じ

②不動産会社にある程度の目星をつけて来店する

ということです。

不動産会社はそういった顧客に対してどのように営業をするか?というと

たいていの不動産会社(あまり賃貸が得意でない)は見たい物件のみ案内、もしくは顧客の希望条件から類似物件を検索して案内したりしていますが、賃貸仲介・管理業を主戦場としている我々はそういった顧客に対していきなり見たい物件を見せたりはしません。

なぜなら、私達プロからするともっとそのお客様に適した物件があることのほうが多いので、改めて希望条件やお客様の状況を徹底ヒアリングして、自社管理物件や市場全体から最適な物件を提案しています。

当初築15年以内でネット検索していたお客様には見つけられないもっと適した物件が出てきたりします。

それが自社の管理物件であればまさに三方良し(オーナー、お客様、自社)が成り立ちますが、その自社の管理物件があくまでも適正条件であることが必要です。

顧客もネット検索してある程度の相場観はありますので、選ばれる理由(適正条件)が無いと、私達も提案が出来ないし、提案しても顧客に刺さらないからです。

まずはご自身の物件がそのエリア、間取り、築年数等で適正条件になっているかどうか?

市場は変わり続けますので定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか?

私達も今年から毎月、市場の動きや適正条件を空室オーナー様に提案をしてまいります。

備後エリアの賃貸管理なら
LIFUKU中国バス不動産にお任せください。