【賃貸オーナー様必見!】賃貸物件内見時のお客様の目線とは~世帯別~
1. 単身者
単身者は、生活の利便性やコストパフォーマンスに敏感であり、以下の点を重視する傾向があります。
- 立地: 駅からの距離、周辺の飲食店やスーパー、コンビニなどの利便性。
- 広さ: ワンルームや1K・1LDKなど、限られた空間で過ごすことが多いため、収納スペースや動線に重点を置くことが多い。
- セキュリティ: 一人暮らしの場合、防犯対策がしっかりしているか(オートロック、カメラ、暗証番号式の玄関キーなど)。
- 設備: 狭い空間でも快適に過ごせるように、エアコンや洗濯機置き場、インターネット環境の整備を重視して見られる事が多い。
- 家賃: 予算に合った家賃で、光熱費や管理費を含めた総額で比較検討します。単身なので個人の希望しかないので希望条件に合った物件であれば決めやすい。
2. カップル・夫婦
カップルや夫婦は、単身者に比べてスペースや生活の快適さを重視することが多いです。
- 広さ: 1LDK、2LDK、さらには3LDKなど、広めの物件を求めることが多いです。特に2人で過ごすことを考慮して、リビングと寝室が十分に広いかどうかをチェックします。
- プライバシー: 物理的なプライバシーを保つため、部屋の配置や壁の厚さなど、隣室との音の遮断性に気を配ることが多いです。
- 収納: 収納スペースの充実度(クローゼット、シューズボックスなど)を重視します。特に生活が長期化すると、荷物が増えるため、収納の広さは重要なポイントです。最も求められるのはウォークインクローゼットになります。多趣味(キャンプや釣りやアウトドア系)な家庭は賃貸住宅だと庭やトランクルームがないのが基本なのでの広い収納があるのは好条件と見られます。
- 近隣の環境: 静かな住宅街や治安の良さ、交通の利便性、また、共働きの場合は、通勤に便利な場所かどうかが重視されます。特に本線が近く、渋滞などを考慮してエリアを選定するので近隣の交通情報などを知っておくと有利になります。
- 設備・快適性: 例えば、浴室乾燥機やオートバスなど、生活の質を向上させる設備を求めることが多いです。2人で暮らすことで料理、洗濯物、掃除が単身に比べて倍になるのでシステムキッチン(IHクッキングヒーター)やキッチンの大きさ(シンクなど)設備が充実した物件を好まれます。
3. ファミリー(子供あり)
ファミリー層は、子育て環境や将来的なライフスタイルの変化を考慮して物件を選ぶため、以下の点を重視します。
- 広さ: 子供の成長を見越して、十分な広さを確保できる2LDK以上、場合によっては3LDK以上の物件を選びます。特に、子供部屋や家族全員が快適に過ごせるリビング空間を重要視します。
- 間取り: 子供がいる場合、各部屋が独立していて、家族全員がプライバシーを保てるような間取りが望まれます。リビングダイニングの広さや、キッチンの動線にも気を配るポイントです。
- 学校・保育園の近さ: 小学校や保育園へのアクセスの良さや、周辺の公園など、子供が安全に遊べる環境が整っているかどうかを重視します。特に小学校などは学区の範囲が狭いので希望される学校区内に探されることがほとんどです。
- 安全性: バルコニーの高さや、階段の有無、周辺の交通量などがチェックポイントです。また、セキュリティシステム(オートロックや防犯カメラなど)の充実度も重要です。また、各部屋ごとに導線に段差があるなど子供の安全性を第一に物件を選びます。
- 収納力: 子供用品が増えるため、収納スペース(特に子供用品をしまうためのクローゼットや納戸)が多い物件を好む傾向があります。カップル・夫婦に比べてウォークインクローゼットの需要が更に高まります。
- 環境・治安: 公園や緑地が近くにあり、治安が良いエリアを選びがちです。子育てのしやすさが重視されます。また、大通りに物件が面していないか、車通りが多いかどうかなどの交通安全面も考慮して探されることが多いです。
4. 高齢者・シニア層
高齢者やシニア層は、生活のしやすさや安全性に非常に気を使います。
- バリアフリー: 階段がない、もしくはエレベーターが完備されている物件を選ぶ傾向があります。また、段差の少ないフラットな間取りや手すりの有無も確認します。エレベーターが付いていない場合は1階を希望される方が多いです。
- 生活の利便性: 医療機関やスーパー、公共交通機関が近くにあるかどうかを重視します。特に通院や買い物に便利な立地が求められます。年齢にもよりますが車を手放す方はいるので徒歩で買い物や医療機関が行ける場所を好みます。
- 設備の充実: 例えば、浴室が広めで安全に入浴できることや、広めのトイレ、さらにドアや窓の開閉が容易であるかなどが重要なポイントです。また、段差が少なく中階段などがない安全面に気を付けて物件を探します。
- 治安: 夜間でも安心して外出できる治安の良さ、また、近隣住民との関係が円滑な場所が好まれます。
- 管理体制: 管理人が常駐している、もしくは管理体制がしっかりしている物件が安心できると感じる傾向があります。
まとめ
・賃貸物件を選ぶ際、世帯によって重視するポイントが大きく異なります。 単身者はコストと利便性を、カップルや夫婦は広さや生活の質を、ファミリー層は子育て環境や安全性を、シニア層はバリアフリーや利便性を重視します。
・世帯によって重視するポイントが異なりますので所有する物件の間取りや近隣の情報をもとに導入する設備などを改めて考慮することで早期入居に繋がります。
・また物件を案内する際は、これらのニーズに合わせた提案が重要です。
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