コラム

ナフサショックが賃貸にオーナーに及ぼす影響

昨今、【ナフサショック】という言葉を耳にする機会が増えました。これは、原油から精製される『ナフサ』の供給不安や価格高騰が、私たちの暮らしや経済に多大な影響を及ぼしている影響を指します。

一見、賃貸経営には関係ないように思えるかもしれませんが、実はオーナー様の収益を左右する深刻な問題です。

本記事では、ナフサショックが賃貸経営に与える具体的な影響と、今だからこそ取るべき対策について解説します。

修繕・リフォーム費用の高騰

ナフサは、プラスチックや塗料、接着剤、断熱材など、建設資材の元となる石油化学製品の最も重要な基礎原料です。

このナフサの価格が上がると、建築に関わるあらゆる資材の価格が上昇します。実際に、近年の建設資材価格は著しく上昇しています。

これらの資材は、原状回復工事や大規模修繕、給油器・エアコンといった設備の交換など、賃貸経営に欠かせない要素です。

修繕費は、2013年から2025年の12年間で1戸あたり平均約6割も増加しており、キャッシュフローを圧迫する大きな要因となっています。

資材2021年からの価格上昇率
建設資材全体37%
ビニル絶縁電線110%
アルミ地金90%
板ガラス80%
塗料・シンナー類最大80%
断熱材最大40%
屋根の防水シート40~50%

新築建築コストの増大

アパートやマンションの新築契約しているオーナー様にとっても、ナフサショックは深刻です。

前述の資材価格の高騰はそのまま建築費に跳ね返ります。

さらに、資材の供給が不安定になることで、一部メーカーが受注を停止したり、納期が大幅に遅延したりするケースも発生しています。

これにより、工期が遅れて家賃収入を得られる時期が遅れる「機会損失」のリスクも高まっています。

具体的な対策方法

コスト構造の正確な把握と見直し

ご自身の賃貸経営にかかるコストが、この数年でどれだけ上昇したかを数字で正確に把握することから始めましょう。

その上で、賃貸管理会社を「コスト管理のパートナー」としてご活用いただき、健全な状態で賃貸経営を行えるようにしましょう。

キャッシュフローを改善する方法や、収入を増やす方法まで幅広いお悩みに対してサポートさせていただきます。


最後に

ナフサショックは、賃貸経営の根幹を揺るがす構造的なコスト増をもたらしています。

本記事でご紹介した内容を参考に、将来に向けた具体的なアクションプランを立ててみてはいかがでしょうか。

お困りの際は弊社までご相談ください。

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